12.1 LeSS スプリントプランニング
関係のある原理原則
プロダクト全体思考
複数チームでのプランニングはやり方次第では各チームが進む方向がばらばらになったり、協働しなくなってしまいがち
経験的プロセス制御と継続的改善
大規模な開発では無数のコンテキストがあり改善の必要性が異なるため、 LeSS ではプランニングのやりかたはチームに任せる
少なくすることでもっと多く
従来の開発の計画では、多くの複雑さと依存関係があるのが当たり前だと考えられている
LeSS ではフィーチャーチーム間で調整を行うため、計画がシンプルになる
LeSS ルール
code:LeSS ルール
スプリントプランニングは 2 つのパートに分かれます。スプリントプランニング 1 はすべてのチームが合同で実施します。それに対してスプリントプランニング 2 は通常、各チームに分かれて別々で開きます。ただし、関連性が強いアイテムをもっているチームは同じ場所で、複数チーム。スプリントプランニング 2 として一緒に行います。
スプリントプランニング 1 はプロダクトオーナーと全チームまたはチームの代表で行います。参加者は一緒に、各チームがこのスプリントで作業するアイテムをいったん選択します。チームは協働する部分や不明確な点を見つけ、残った疑問があれば解決します。
各チームはチームごとのスプリントバックログを有します。
スプリントプランニング 2 は各チームがどうアイテムを実現させるかを考える場であり、設計やスプリントバックログの作成を行います。